ブロワーについて
Blower
ブロワー構造の一例

①ロ―タ
ロ―タは互いに回転し、一定量の気体の移送を行います。
②ケーシング
十分な強度と剛性を持ったものが理想です。
③ベアリング
運転条件に対して十分な不可容量のものを選定する必要があります。
④サイドカバー
ケーシングとベアリング・ギヤ室との間に設けられています。
潤滑油の劣化や、ケーシング内への漏れを防ぎます。
⑤タイミングギヤ
ロ―タと共にロータリーブロワーにとっては重要な部品です。
ロ―タの位相を正しく保つ役割をしています。
ブロワーのメンテナンスについて

ブロワーは上記のような各パーツの高い品質と精密な作りによって稼働しています。
そのため、メンテナンスも高い技術と確かな知識を持って行う必要があります。
メンテナンスを怠ったり、おろそかにすること故障やトラブルの原因となり、多大な修理費用や買い替えといったリスクの可能性があります。
安全に長期稼働させるためには、信頼できる技術者によるメンテナンスが必要となります。
ブロワーの用途例

ブロワーは大まかに下記用途で様々な設備に使用されています。
真空仕様用途例
ヘドロ回収
浄水施設等の 汚泥吸引作業等に使用されます。
バキュームカー
ヘドロ・汚物の清掃や粉粒体の輸送に利用できます。
食料品真空パック
野菜・肉類等の生鮮食料品のパック詰め工程に利用されています。
吐出仕様用途例
水処理
水処理プラントの浄化用や沈殿物のかくはん用に使用されています
粉粒体の輸送
塩化ビニール、ポリエチレン等のペレット状原料の空気輸送に使用されます。(吸引式も可能)
焼却炉
焼却効果を助けたり、排気ガスの除去を促したりすることができます。
ゴルフ球送機
ゴルフの球送りに利用されています。